伯爵カインシリーズ

カフカ−Kafka
原作・由貴香織里(白泉社・花とゆめ)

●キャスト●

カイン

石川英郎

リフ

子安武人

マリーウェザー

川田妙子

ドクター・アレン

三木眞一郎

ジュスティーヌ

伊藤美紀

ダーク

保志総一朗

カインの父

小杉十郎太

オーガスタ

小島幸子

カインの母

幸田夏穂

養父

大西健晴

村人

浜田賢二

スタッフ●

脚本・渡辺麻実

演出・菊田浩巳

音楽・吉良知彦(ZABADAK)

1999.4.21発売2800円(MMCM−7001)マリンエンタテイメント

●ストーリー●

毒の伯爵と異名を取る若き伯爵カイン。今回は体長を崩したため郊外へ療養にでる。しかし、その街ではこの所妙な猟奇殺人が流行っていた。そしてカインも夜散歩に出かけていて女吸血鬼に襲われる・・・。果たして本当に吸血鬼は存在するのか・・・。

●感想●

このCDはダミーヘッドっていう360度から録音できるマイクを使っての収録なんだそうです。(ダミーヘッドってちゃんと顔の形をしたマイクなんだそうです。声優さんはその周りを回ってたり近づいたり遠のいたりしながら演技するんだそうです。)

だから臨場感がすごい!元々吸血鬼伝説とか毒薬とかいうお話なんものですからなかなか怖いです。(って私怖いの平気だからなんともなかったけど^^;)

声優さんがまたまたみなさん演技の達者な人ばかりで、聴けば聴くほどアジが出てきます。特にジュスティーヌ役の伊藤美紀さん。昼間と夜との演じ分けがすごすぎる、思わず二人の人がやっているのかと思いました。それと忘れちゃならないあの「高笑い」思わずオネーサマ〜!!って足元にひれ伏したくなります(笑)彼女のことあまり知らなかったんですが、これからは注目させて頂きます。

私の愛する保志さんもすごくヨカッタです。「姉さんネタ」ってとこがまた笑わせてもらいましたが、「ねーさん」っという台詞で保志さんの右に出る者はいませんよ(笑)ねーさんに対する愛とか苦悩がすごく良く出てて一緒に死を選ぶシーンには思わず涙がウルウルと・・・。思わず感情移入してしまいました。

三木眞一郎さん。この方も私は悪役をやったほうが生きる方だと思います。すごく良い配役ですよね。したたかさが良く出ててバッチグーです。子安さんもあのイイ性格が出てて・・・やっぱり上手いなぁ。

さて、主役の石川さん。最初はインパクトのないカインだなぁと思って聴いていたんですが、聴くうちに、そこはかとない色気を感じてくるよになり、今じゃマンガのカイン見てても石川さんの声で読んでます。(笑)普通にしゃべる声より吐息みたいな声がたまらんです。

そして忘れちゃならないのが音楽。ZABADAKの吉良知彦でしょ、やっぱりすごく良いですよね。めくるめく旋律の洪水。不協和音のモニュメント・・^^;っていう感じでこういう怪奇っぽい雰囲気の作品にピッタシの音楽です。

音楽とダミーヘッドのおかげで耳で聴くだけのドラマでもここまでやる!ってのをよく表している作品だとおもいます。これは聴く価値ありです。みなさんもどうぞ試聴あれ!

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